アジア繊維企業による展示商談会「ＡＦＦ・大阪2016」がきょう12日から14日までマイドームおおさか（大阪市中央区）で開かれる。1階から3階まで計6000平方メートルの会場に、アパレル、服飾品、素材、副資材、ホームテキスタイルメーカーや商社など314社が出展し、356ブースを構える。

　生産拠点のアセアン地域シフトを反映して「東南アジア工場」エリアを今回展から新設、ラオス、カンボジア、ミャンマーに工場を持つ企業が出展する。

　出展各社は、対日ビジネスでの豊富な実績や多品種・小ロット生産対応、高機能素材・製品の開発・供給、価格メリットなど、日本企業が求めるニーズを強みに市場開拓を狙う。来場者にとってアジアの繊維企業の実力を知るための絶好の機会となりそうだ。

　ＡＦＦは2003年に「チャイナファッションフェア」（ＣＦＦ）として始まり、14年の東京展から出展者をアジア全域から募り「ＡＦＦ」（アジアファッションフェア）と改称した。日本で開かれる最大級の繊維・アパレルＯＥＭ／ＯＤＭ（相手先ブランドによる企画・生産）展示会と位置づけられており、これまで春は大阪、夏は名古屋、秋は東京で開催してきた。今回でＣＦＦからの通算27回目となる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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